オーストラリアでワーキングホリデーをしている皆さん!セカンド取得のためにミートファクトリーで働きたいと考えていませんか?
ファームとファクトリーどっちがいいか迷っている方はこちら
【徹底比較】オーストラリアワーキングホリデー セカンド、サード取るならファームとミートーファクトリーどっち?
しかし、「ミートファクトリーでの仕事って何をするの?」と疑問に思っている人もいるのではないのでしょうか?
僕は安定志向のため、休みが決まっており時給で給料の安定しているミートファクトリーファクトリーで働きたいと思っていました。結局、2か所のミートファクトリーでの勤務を経験しました。
ひつじと牛の2か所のミートファクトリーで働いた経験がある僕が、今回はひつじのミートファクトリーの仕事内容について書いていきます。
今回は大規模工場のひつじを扱う工場で働くイメージがつかめます。
まずは一読を!
【全体の業務全般】
まず、仕事内容ですが一言で言うと、精肉に関すること全般です。大規模工場なので、各作業ごとに部署が分かれています。
・殺す
・皮を取る
・首を切る
・お腹を切る
・内臓を取り出す
・冷凍する
・冷凍された肉を解体
・パック詰め
ざっくりとこんな感じです。
友達は首を切ったり、内臓を取り出す部門に所属しており、話しを聞く限りとても大変そうでした。
内臓を扱ったりするのが出来ない人は1日で辞めてしまうケースもあるようです。
僕はパッキングの部署なので、僕の所に来る頃には冷凍され骨と肉しか残っていません。臭いもキツくないですし、生々しさもないので仕事はしやすい環境でした。
基本的に、8時間〜10時間ずっと同じ作業をします。1日10時間働いて週4日勤務の部署もありました。
例えば首を切る部署であれば1日ずっと首切ってます。数にして3000匹近くになるかと思います。パッキングにしても1日ずっと肉を袋に入れ続けます。
いずれにせよ、どの部署に配属されても楽ではないですね。ちなみにナイフを使う作業の人は自費で購入する代わりに時給が他の人に比べて高いです。
大規模ひつじ工場の仕事内容はこんな感じです。
【私のしていた業務内容】
実際何の仕事をしていたのかというと、私はパッキングの部署に配属されました。そのため、実際に肉を切ったりしていたわけではありません。
ナイフを使った仕事を狙っていたんですが、うまくいきませんでした。ナイフジョブだと時給が1ドルから2ドル上がるんです。
結局ナイフは使えず、、、私の仕事は「バーコードをスキャン」するというなんとも単純な仕事でした。
詳しく説明すると、頭と内臓がすでに取り除かれている胴体がレールに掛けられ流れてきます。その足首にラベルがついており、スキャン後回収するということが私の業務でした。この作業を1日約3000頭行っていました。
正直なんとも簡単な仕事だったので運が良かったなという感じでした。
【メリット】
・待遇が安定してる
ファームの場合、悪徳ファームと言って給料をまともにもらえなかったりペイスリップをくれなかったりあると思います。
ちなみにデイオフカウントあります。と宣伝文句にしてる所もありますがデイオフカウントは違法です。
ミートファクトリーの場合は、悪徳はないと思って良いと思います。どこのファクトリーも企業と提携して商売しています。従業員に対して不当な扱いをしていることが分かれば、企業は提携することを辞めてしまい経営が成り立たなくなってしまうからです。
また、給料も時給なので安定して稼げるのは良いですね。
・天候に左右されない
ファームは天候によって仕事があったりなかったり、次の休みがいつかわからない状態だと思いますが、ミートファクトリーの場合は休みは土日と安定してます。週3日休みの人は金土日と休みです。
また、工場内で働くので日焼けの心配もないです。部署によってはとても寒いし所があるので厚着しなければならなかったりしますが…
オーストラリアの直射日光は日本と違いダイレクトで強いです。
ファームのときはその中で1日中外で作業するのはしんどかったです。なので工場内での作業は外に比べると快適です。
【デメリット】
・作業が単調で面白味がない
先程述べたようにずっと同じ作業なので退屈に感じる人が多いかもしれません。
・殺したり、内臓を見たりするのが苦手な人は向かない
僕も正直苦手な方で、幸いにもパッキング部門なので良かったです。どこの部署に配属されるかは運なのである程度の覚悟が必要だと思います。
得意な人は少ないかもしれませんが、精肉に卸すという理解が必要だと思いました。一種の食育ですね。
・国籍が偏る場合がある
台湾人、中国人が多く中国語の環境になる可能性があります。僕の友達は別のミートファクトリーで働いて居ますが、そこは韓国人が多いようです。
ファームの場合は色んな国籍が集まって楽しくファーム生活を過ごせたりしたりしますが、ミートファクトリーの場合偏る可能性があります。
・直ぐに働けない
ファームの場合は到着翌日から働ける所もありますが、ミートファクトリーの場合、前回の記事同様に初勤務までにやらなければならないことがあるのと、配属先が決まるまで時間がかかる可能性があるのでファームに比べて働くまでに時間がかかります。
【まとめ】
・どのポジションに就けるかは運
・ハードなポジションだと身体的負担が強い
・ナイフを使うと高時給
ポジションによってはハードな内容もあるのが正直なところです。個人的に楽なポジションだったので助かりました。ちなみにここの工場は24時間稼働しており、私はナイトシフトで時給26ドルもらっていました。このまま働き続けることができればよかったんですが、ある事件によって転職せざる負えなくなりました。
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